【特徴】口腔内ガス、呼気ガス、鼻臭を、個別に測定可能です。においの起源を類推でき、オプションのアテイン・インキュベータシステムを使用することにより、唾液臭を測ることも可能です。悪臭の代表とされる揮発性イオウ化合物はそれ自体の臭気閾値は、数ppbという極低濃度であるため、BBチェッカーでは判定はできません。測定部位に(口腔・鼻腔)に直接センサープローブを設置する新方式です。従来法では試料ガス吸引導管内の飽和水蒸気の付着による試料ガスのロスがありましたが、本法採用によりこの問題をなくしました。プローブを口腔内に静置すれば「口腔内ガス」を、口腔に静置し、息を吐き出せば「呼気ガス」を、付属の鼻腔アダプタを接続し、鼻腔に設置することで「鼻腔ガス」を測りわけることができます。オプションのアテイン・インキュベータ・システムと併用することで「唾液臭」測定にも対応可能です。測定値はウェーバー・ヘヒナーの法則に則り、ガス濃度をヒトの嗅覚レベルに置き換えた、におい強度を独自の単位(B/B値：0～100)で出力します。硫化水素・メチルメルカプタンをはじめ、試料中の多数の揮発性ガスを検知できます。【仕様】型式：mBA-21測定時間：15秒測定前処理：口腔180秒/呼気・鼻腔30秒検出単位：0～100BBV電源：AC100V50/60Hz 5W外形寸法：W210×H230×D80(mm)本体質量：約1.7Kg (測定値)口臭の発現で最悪と思われる有症者起床時の値：B/B値を100(最高値)とし、口洗直後の値を1(最低値)とし、この間を100等分して口臭の程度を以下のように評価しています。0～10：全くにおいを感じない10～30：においを感じない30～50：ほとんど感じない(正常範囲)50以上：わずかににおいを感じるようになる60以上：何らかのにおいを感じる80以上：比較的においを感じる、時には特有のにおいを感じる100以上：強いにおいを感じる、症状のある方の寝起きのレベル (構成品)本体、ACアダプタ、マウスピース、鼻腔アダプタ(鼻臭測定用)、予備記録用紙ロール、予備プリンターリボン、収納ケース、取扱説明書※マウスピースを10個以上ご必要の場合は別途販売となります。 (オプション品)アテイン・インキュベータシステム(本体、唾液サンプルコンテナ、専用BBチェッカープローブ・コンテナ、専用BBチェッカープローブ・スロット、保温コンテナ、収納ケース、取扱説明書)